WPM ミルクピッチャーとは?
WPM(Welhome Professional Machine)は2005年に設立された香港発のコーヒーブランドで、ラテアートやミルクスチームに特化した製品を提供しています。
WPMの製品はその品質の高さと独自の設計で、多くのプロバリスタから信頼を得ています。特にミルクピッチャーは、初心者からプロまで幅広いユーザーに支持されており、その機能性と使いやすさが大きな特徴です。
ここでは名古屋の販売店であるIMOMのバリスタがその性能をご紹介していきます。
WPMミルクピッチャーの特徴とは?
大きめのハンドルで握りやすい設計
WPMミルクピッチャーのハンドル(持ち手)は大きく設計されており、握りやすさを追求しています。これにより、スチームミルクを注ぐ際の安定感が向上し、細かい操作が必要なラテアートにも対応しやすくなっています。
プロのバリスタはもちろん、初心者でも安心して使用できるデザインです。
ミルクの流れをスムーズにするトップデザイン

WPM独自のトップデザインでは、ピッチャーの上端に傾斜をつけることで、ミルクの流れをスムーズにしています。この設計により、ピッチャーを大きく傾けることなく、繊細なミルクの注ぎが可能です。
そのため、難易度の高いラテアートにも対応でき、初心者でもプロのような仕上がりを目指せます。
内側ミルク目盛り付き(180ml)
ピッチャーの内側には180mlのミルク目盛りが付いており、適量を簡単に計量することができます。これにより、別の容器でミルクを計量する手間を省け、効率的な作業が可能です。
また、家庭用としても便利で、使用するミルクの量を視覚的に確認しながら調整できます。
用途に応じた2種類の注ぎ口デザイン

WPMミルクピッチャーは、シャープスパウトとラウンドスパウトの2種類の注ぎ口タイプを用意しており、それぞれの用途に応じて選ぶことができます。
シャープスパウトとラウンドスパウトの違い
- シャープスパウト シャープスパウトは、細いラインを描くラテアートに最適です。特に葉や花などの繊細なデザインを描く際には、このスパウトが威力を発揮します。流量が少なめに調整されるため、初心者でも扱いやすいのが特徴です。また、プロバリスタの間でも人気が高く、日本国内でも使用率が高い印象があります。
- ラウンドスパウト ラウンドスパウトは、流量が多く出やすい設計となっており、対流を利用したアートに向いています。台湾のバリスタが得意とする対流系アートや、大胆なデザインを描く際に適しています。ミルクの流れをダイナミックにコントロールできるため、幅広い表現が可能です。
カラーバリエーションが豊富

WPMのミルクピッチャーは、カラーバリエーションが豊富で、様々なスパウト形状が選べるのも大きな魅力です。これにより、個々のバリスタのスタイルや好みに合わせてピッチャーを選ぶことができます。
大会での使用率と実績
WPMミルクピッチャーは、ラテアート大会での使用率が非常に高いことでも知られています。知っている限りでは、プロバリスタの多くがこのピッチャーを愛用しており、国内外の大会で多くの実績を持つ製品です。特に、シャープスパウトは初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。
他社のミルクピッチャーとの違い
WPMミルクピッチャーの最大の特徴は、ミルクの注ぎやすさとデザイン性に優れている点です。他社製品と比較しても、そのスムーズな流れと握りやすいハンドルが特に際立っています。
また、一般的なピッチャーに比べて注ぎ口の精度が高く、6〜8oz程度のカップでの使用に適しています。
ただし、カフェやコーヒーショップで7〜8oz以上のカップを使用する場合は、ミルクの使用量が多くなりがちで、ロスが発生しやすい点には注意が必要です。
WPMピッチャーを使う際の注意点
- 正確なミルクの注ぎ方 先ほどご紹介したようにWPMピッチャーは注ぎ口の形状によってミルクの流量が異なるため、それぞれの特性を理解し、適切に使用することが重要です。
WPMミルクピッチャーは、その機能性とデザイン性から、初心者からプロまで幅広いユーザーに愛されています。ラテアートを楽しむ方や、本格的なミルクスチームに挑戦したい方にとって、必須のアイテムといえるでしょう。
店舗で実物を見たい方は?
弊社のImom coffee nagoya sta.では、WPMピッチャーのラウンドスパウト・シャープスパウトのどちらも販売しております。
名古屋駅から徒歩圏内にあるため、愛知県内のみならず他県からも来客があるコーヒー器具店です。店頭にはラテアート大会などにも出場している現役のバリスタがおりますので、ぜひ店頭でその特徴などを訪ねてみてくださいね
コメント