自宅で趣味のラテアート!必要な道具は?エスプレッソマシンなしでもできる?

ラテアート コラム

カフェラテを自宅で飲む人も増え、新しい趣味として関心を高めているのがラテアートです。

エスプレッソの上にミルクの泡をのせて描くラテアートが自宅でできたらかっこいいですよね!

そこで今回は

自宅ラテアートに必要な道具は?
ラテアートはエスプレッソマシンなしでもできるの?

といった点についてお話していきます。

自宅ラテアートに必要な基本の道具は?

まず、自宅ラテアートに必要な基本の道具をご紹介します。

・家庭用エスプレッソマシン
・ミルクピッチャー(12oz~14oz)
・ラテボウル、コーヒーカップ(6~7oz)

以上です。

カップなどはなくても構いませんが、あったほうが便利。

それぞれなにに使うかを簡単にご紹介します。

家庭用エスプレッソマシンはラテアートを趣味にするなら必須

まず、家庭用エスプレッソマシンです。

エスプレッソマシン

エスプレッソマシンを使う目的は主に以下の2つです。

・エスプレッソの抽出
・ミルクのスチーミング(泡立て)

ラテアートはエスプレッソコーヒーの上に泡立てたミルクをのせて描くもの。

そのため、“エスプレッソ”と”フォームド(泡立てした)ミルク”の2つが必要になります。

逆に言えば、この2つさえ用意できれば、エスプレッソマシンがなくてもラテアートを趣味にすることもできます。
※これに関しては後半で触れています

ただ、普通はバリスタなら「できるならエスプレッソマシンを用意したほうがいい」と言うことでしょう。

予算感としては、家庭用で2~8万円ほどです。

フォームドミルクを注ぐミルクピッチャー

ミルクピッチャーの役割もエスプレッソマシンと同じく2つ。

・ミルクをスチーミングするため
・フォームドミルクを注ぐため

この2つの時に必要になります。

ミルクピッチャーはただの計量カップとは違います。

形状や注ぎ口などが、フォームドミルクを作り、ミルクを注ぐのに適した形になっています。

ですので、きちんとコーヒー器具メーカーが作ったミルクピッチャーがおすすめです。

サイズ感は家庭用エスプレッソマシンであれば12~14ozサイズのものがおすすめ

価格は2,000~6,000円といったところです。

ラテボウル、コーヒーカップは必要?

カフェラテを注ぐために使われるラテボウル。

必要か不要かで言えば、絶対必要なものではありません

実際、プロのバリスタはテイクアウトカップなど、どんなカップでもラテアートを描くことができます。

テイクアウトカップ

ただ、専用のラテボウルのほうがラテアートを描きやすいのも事実。

弊社でも、ORIGAMIのラテボウルを店頭では使っています。

高いものではないので、”できるならあったほうがいい”と考えてもらえたらと思います。

サイズ感は家庭用であれば6~7ozサイズがおすすめ

価格帯は1,000~2,000円といったところです。

エスプレッソマシンがなくてもラテアートはできる?

初心者の方に「エスプレッソマシンがなくてもラテアートができますか?」

とよく聞かれます。

結論から言えば、「できないことはないですが、初心者にはあまりおすすめしません」

ここでは、その理由をご説明いたします。

まず、エスプレッソマシンには下記の2つの役割があると言いました。

・エスプレッソの抽出
・ミルクのスチーミング(泡立て)

この2つをほかの道具で用意してあげる必要があります。

エスプレッソを簡単に抽出できる道具と代替品とは?

エスプレッソに関しては、最近ナノプレッソやネスカフェバリスタなど、簡単に用意できる道具が増えてきました。

そのため、ご家庭でも簡単にご用意ができます

ただし、味の調整や濃度など、家庭用マシンに比べれば劣る場合も多いです。

また、エスプレッソの代替品を用意するのも手です。

お湯に溶かして飲むココアや抹茶パウダーを使えば、エスプレッソのような濃さを出すことができます。

最近は抹茶ラテアート大会などもあり、盛り上がっているので、こちらも面白いかもしれませんね。

ラテアートを描けるレベルのフォームドミルクの用意が大変!

ただ、問題はエスプレッソよりもミルクのスチーミングです。

ラテアートを描くには、ただ泡立てるだけでなく滑らかなミルクを作る必要があります。

この滑らかなミルクを初心者が作るのがとても難しいのです。

エスプレッソマシンで作っても難しいのに、ミルクフォーマーなどだとより大変。

youtubeなどで、ミルクフォーマーを使ったラテアートが動画でよく出ています。

ただ、あれはプロのバリスタやエスプレッソマシンに慣れたバリスタだからこそ。
※実際、上記の動画でもミルクフォーマーで描くのは大変と言われています

ミルクフォーマーを使ってみても、ミルクが泡立たないか、泡立ったとしても全然なめらかなミルクにならないことがほとんどでしょう。

できるなら、やはりエスプレッソマシンの購入をおすすめしたいところです。

自宅で趣味のラテアートに関するまとめ

自宅ラテアートを趣味にされたい方向けの道具紹介のポイントをまとめます。

・必要なのはエスプレッソマシン、ミルクピッチャー、ラテボウルの3点
・ラテボウルは最悪なくてもよい
・エスプレッソとフォームドミルクが用意できれば、エスプレッソマシンがなくてもよい
・フォームドミルクの用意の難易度が高いため、エスプレッソマシンの購入がおすすめ

以上です!

また、最近ではラテアート動画なども出てきていますが、動画だけでは難易度が高め!

弊社では一般の方向けのラテアート体験教室も開催しております!

名古屋のコーヒー教室

大会でも実績あるバリスタがお伝えするラテアートの講座です。

ぜひご参加くださいね!

コメント